豊島区は4月9日、区庁舎で「豊島区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定書授与式」を行った。今年は新たに5社が加わり、認定を更新した企業17社(2年間で認定期間満了)と合わせ22社が認定された。
区によると、「社員自身や家族の誕生日や結婚記念日など自身の思う記念日に年に1回休暇が取得できるアニバーサリー休暇を取り入れた」、あるいは「eラーニング(情報技術を使った教育)を導入し、休業時でもスキルアップすることができるようにした」など、各社とも多彩な取り組みを行っているという。
区では2009(平成21)年度から「豊島区ワーク・ライフ・バランス推進企業認定制度」を開始。今年で9期目の開催となる同制度は、区内に本社または事業所がある企業のうち、ワーク・ライフ・バランスを推進し、仕事と生活の調和がとれた職場の実現に向けた取り組みを実施している企業を認定する仕組み。
認定を受けるためには、①会社の経営・人事方針、②子育て、介護しやすい環境、③男女ともに働きやすい環境づくり――などの視点で審査され、全48項目に積極的に取り組んでいることが必要となる。認定期間は2年間。認定されると区の公式ホームページなどで紹介されるほか、印刷物などに認定マークを使うことができる。
あなたが勤めている企業は、認定資格はありますか? それとも経営者がワーク・ライフ・バランスなどにまったく関心がなく、労基法違反を繰り返しているような“働き方改悪”企業?