26-1
店頭にはこんな看板があるのみ

 西武池袋線「江古田」駅近くのギャラリー併設型ベーカリー「ヴィエイユ」(練馬区旭丘1―56―2)で、織作家のshiroco(シロコ)さんの作品展「Makimono Exhibition 2018 Winter」が開かれている。会期は331日まで。入場無料。

26-2 26-3

(左)独特の風合い、落ち着いた色柄がいい
(右)ワークショップなどの際に使われる織機(はた)


大阪府出身の織作家shirocoさんの手織りのストールなどを展示。落ちついた色づかいに加え、糸の素材や織具合によって独特の風合いを醸し出しているのが特徴だ。ほどよい長さの房飾り(フリンジ)もアクセントになっている。

 同店は「江古田」駅から徒歩5分ほど。千川通り沿いの巣鴨信用金庫より3軒隣。ギャラリーを備えたパン屋さんなのだが、大きな看板は控えているうえ、織物や着物が展示されていることから和装店と勘違いされる人も少なくないとか。

26-4
本業であるパンは素材にこだわった逸品

 「パン」についても紹介しておこう。酵母(東京産ホエー=乳清)、小麦粉(北海道産)、砂糖(北海道産甜菜糖)、塩(沖縄産シママース)といったように、素材に徹底的にこだわっている。素朴な味もまたいいものである。

26-5

練馬区が所蔵する浮世絵師「歌川國貞」の作品を
採り入れた
shirocoさんの作品展のチラシ。
区の所蔵資料を無償で利用できる制度
「ねり魅deデザイン(文化芸術資産活用事業)」を活用した


Vieill Bakerycafe&Gallery
東京都練馬区旭丘1-56-2
営業時間は火~土1421時、日・祝1218