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会場は観客の期待感と共に、
独特の緊張感と静寂に包まれていました 
(C)Hikaru.


33日(土)、東京芸術劇場(豊島区西池袋)コンサートホールで行われた「芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー 4回定期演奏会」にお邪魔しました。

2014年に次世代の音楽家を育成するべく誕生した「芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー(以下、アカデミー)」。今年は「演奏家から“音楽家”へ」のスローガンを掲げ、上野学園大学監修のキャリアアップゼミを軸に取り組んでおり、彼らを指導する「東京佼成ウインドオーケストラ」協力のもと、定期的に演奏会も開催しています。

 15:00の開演に合わせて20分前に到着しましたが、既にたくさんの方が入場しており、ロビーでは聴きたい楽曲や演奏家について皆さん語り合っていました。なかなか触れる機会の無かったオーケストラ。私の心の中も少しずつ、ワクワクしてきました。

ちなみに、プログラムは下記の通りです。

W.シューマン/「ジョージ・ワシントン・ブリッジ」

デロ=ジョイオ/「中世の旋律による変奏曲」

S.バーバー/(G.M.デューカー編曲)「交響曲第1番」

15分休憩~

藤倉大/「テューバ協奏曲」(世界初演)

*独奏:エイステイン・ボーツヴィック

(ソリスト・アンコール)エイスティン・ボーツヴィック/「Fnugg

L.バーンスタイン『ウエスト・サイド・ストーリー』より

/「シンフォニック・ダンス」

(アンコール)L.バーンスタイン/「キャンディード序曲」

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 指揮:シズオ・Z・クワハラ(左)と
ソロ・テューバ:エイステイン・ボーツヴィック(右)

(C)Hikaru.


 今回の目玉は、国内外で活躍する指揮者、シズオ・Z・クワハラさんの指揮と、テューバのソリストのパイオニアとして知られるエイステイン・ボーツヴィックさんの参加。特にボーツヴィックさんが加わった「テューバ協奏曲」の演奏が終わると、割れんばかりの拍手がホール中に響き渡りました。私の背後から「ブラボー!!!」と叫ぶ方がいたほどです。

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若い力が躍動する、素敵な演奏でした (C)Hikaru.


 アカデミー生たちも負けじと、若さ溢れる演奏でオーケストラに一体感を持たせていた印象です。

 テンポの良い楽曲が多かったこともあり、終わった後の余韻・気持ちは明るく爽やか。ちらっと伺い見た来場者の顔が満面の笑みだったのも印象的でした。

 本公演に参加したアカデミー生たちには今後、国内外の様々な音楽シーンで活躍して欲しいですね。卒業後の進路を含め、注目していきたいと思います。

 

<公演情報>

芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー 4回演奏会

201833日(土)15:00開演

東京芸術劇場 コンサートホール

指揮:シズオ・Z・クワハラ

ソロ・テューバ:エイステイン・ボーツヴィック

吹奏楽:芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー、東京佼成ウインドオーケストラ

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

協力:東京佼成ウインドオーケストラ、上野学園大学

助成:平成29年度 文化庁劇場・音楽堂等活性化事業