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協定を締結した高野区長(右)と澤田社長

 駅構内や劇場など公共施設で見かけることが多くなったAED(自動体外式除細動器)。心停止の際、電気ショックを与え正常なリズムに戻すための医療機器ですが、豊島区内の「ファミリーマート」にこのAEDが設置されることになりました。

 122日、豊島区の高野之夫区長とファミリーマート(豊島区東池袋)の澤田貴司社長が出席し「AED設置促進事業に関する協定」を締結。ファミマがAED設置に関して協定を締結するのは都内で豊島区が初のケースとなります。

 豊島区の発表によると、3年計画で区内のファミマ店舗に24時間使用可能なAEDを約100台設置するとのこと。ちなみに区内には109店舗あるそうです。

区では、「24時間営業のコンビニにAEDを設置することにより、迅速な救命処置が可能となる環境を整備し、区民や国内外から訪れる皆さまが安全・安心を実感できるまちづくりを進めていく」とコメントしています。また、高野区長は「こんごとも民間事業者との公民連携を推進し、安全・安心を誇れる都市として豊島区のブランド力を高めていきたい」と述べています。