右:株式会社マチマチ代表取締役 CEO 六人部 生馬氏)=豊島区提供
「豊島区が女性にやさしいまちづくりの実現に向け、ご近所SNSのマチマチと提携」というニュースが8月30日(水)、発表されました。核家族化やご近所づきあいの希薄化などに伴い、相談相手のいないママが増えているとか。そうした問題解決の一助になりそうです。
以下、豊島区が発表したニュースリリースの一部を掲載します。
~子育て世代向け情報発信強化のため「マチマチfor 自治体」を活用~
豊島区(区長:高野之夫)は、日本最大のご近所SNS「マチマチ」を運営する株式会社マチマチ(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:六人部 生馬 以下、マチマチ)と提携し、女性にやさしいまちづくりの実現及び地域コミュニティの活性化を目指し、「マチマチfor 自治体」に関する協定を締結しました。
昨今、都市への移住の増加や少子高齢化などの様々な要因により地域コミュニティが衰退しており、都市部における近隣住民とのつながりが薄れている一方、「地域とのつながりを持ちたい」と考ている人は86.1%となっており、ご近所付き合いがないものの、地域コミュニティへのニーズが浮き彫りとなっています。
豊島区は2014年に23区で唯一「消滅可能性都市」と指摘されて以来、「女性にやさしいまちづくり」を重点計画の柱の一つに掲げ、主に女性や働く世代、子育て世代を対象にした関連施策の展開や
情報発信の強化を行っています。2016年11月には情報発信サイト「としまscope」を開設し、主に働く世代、子育て世代を対象に、「わたしらしく、暮らせるまち。」をテーマに、地域と暮らしの情報
や、ライフスタイル紹介などを行っています。今回の提携により、マチマチを活用した情報提供サービスの拡充や住民ニーズの把握や、区と住民、住民同士のつながりの強化を目指します。
マチマチは、「マチマチ for 自治体」により、区の行政、防犯・防災、地域活動などの情報やとしまscope内の情報をマチマチ上で発信するとともに、区内の様々な地域活動への参加促進のサポートを行います。地域住民はマチマチの利用により、オンライン上で子育て世代や多世代の情報交換、町の掲示板や配布チラシ閲覧、アンケートへの回答などができるようになります。
マチマチfor 自治体:https://machimachi.com/for_local_agency