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アートトイレ事業について説明する高野区長と
デザイナーの小野さん()、がっちり握手も

 もう、5Kとはいわせない――。公園のトイレといえば、汚い、臭い、暗い、怖い、そして壊れている、といったように5Kのイメージが定着していますが、池袋公園(豊島区池袋4-22-9)にある公衆トイレがアートで装飾され、130日から利用できるようになりました。

 これは豊島区が進めている「としまパブリックトイレプロジェクト」の第1号案件で、若手アーティストの小野ルイーゼさん(平塚市)がデザインと外壁ペイントを担当。「絵の中に入って遊べる壁画」をコンセプトに掲げ、壁面にはチューリップ、蝶、鳥などがカラフルに描かれている明るい図柄が特徴です。

 9時からは高野之夫区長やデザイナーの小野さん、自治体関係者らが集い完成披露会が行われました。この中で高野区長は、「公園のトイレを改修していくことによって、まちのイメージが変わる。女性や子供たちの感覚、地元の意見を採り入れ、豊島区のトイレは素敵だ、といわれるようにしていきたい」と意欲を示しました。また、小野さんは「葉にはいろいろな色があってもいいんだよ、という意味を込めて多彩な色を使った」などと語りました。

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近所の園児が立ち寄り、さっそくアートトイレに注目


 豊島区では2020年に向けて、従来の「公園・公衆便所」のイメージ刷新を図ることを計画しており、女性や子供の目線でトイレ改修を図る同プロジェクトに取り組んでいます。区によると、区内には133カ所の公園・公衆トイレがあり、このうち改修が必要とされている85カ所について2017(平成29)年度から3カ年計画で全面改修するとのことです。

 今年度は、今回の池袋公園も含め11カ所(下記参照)について、若手アーティストのセンスを生かし、また公園の利用者らの意向を踏まえながら、ペイントやラッピングなどの工法を使って改修を進めていく方針です。

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5Kのイメージを払しょくし、地域の人たちも満足気でした


 都内各区では、5Kトイレの改修に取り組んでいますが、アートフォース(アートの力)を使ってトイレを刷新、そしてまちのイメージも変えていく…、という豊島区の取り組みはユニークといえるでしょう。

 

【外壁ペイント】▽南長崎公園▽池袋公園▽南池袋一丁目公園▽朝日公園

【内壁ラッピング】▽目白四丁目旭出児童遊園▽高田一丁目児童遊園▽池袋本町三丁目第2児童遊園▽長崎二丁目中央児童遊園

【外壁ラッピング】▽要町一丁目児童遊園▽雑司ヶ谷二丁目四つ家児童遊園▽高松二丁目児童遊園

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協定を締結した高野区長(右)と澤田社長

 駅構内や劇場など公共施設で見かけることが多くなったAED(自動体外式除細動器)。心停止の際、電気ショックを与え正常なリズムに戻すための医療機器ですが、豊島区内の「ファミリーマート」にこのAEDが設置されることになりました。

 122日、豊島区の高野之夫区長とファミリーマート(豊島区東池袋)の澤田貴司社長が出席し「AED設置促進事業に関する協定」を締結。ファミマがAED設置に関して協定を締結するのは都内で豊島区が初のケースとなります。

 豊島区の発表によると、3年計画で区内のファミマ店舗に24時間使用可能なAEDを約100台設置するとのこと。ちなみに区内には109店舗あるそうです。

区では、「24時間営業のコンビニにAEDを設置することにより、迅速な救命処置が可能となる環境を整備し、区民や国内外から訪れる皆さまが安全・安心を実感できるまちづくりを進めていく」とコメントしています。また、高野区長は「こんごとも民間事業者との公民連携を推進し、安全・安心を誇れる都市として豊島区のブランド力を高めていきたい」と述べています。

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立体化の早期実現を強調した前川区長(協議会会長)と会場の様子(提供写真)


 西武新宿駅(新宿区)と本川越駅(埼玉県川越市)を結ぶ西武新宿線(47.5㌔㍍)。このうち練馬区内には13カ所の踏切があり、交通渋滞や事故がたびたび発生している。そうした問題を抜本的に解決するためには、「立体化」が欠かせない。そこで、21()午後、上石神井小学校体育館で「西武新宿線立体化促進大会」が開催された。

 参加したのは沿線住民ら約230人ほか、地元選出の衆院議員、都議会議員、東京都、西武鉄道、沿線区市の関係者ら。大会の冒頭、前川燿男練馬区長(西武新宿線立体化促進協議会会長)があいさつに立ち、「西武新宿線の立体化はすぐそこまで、手の届くところまで来ている。今こそ地域が結集し、立体化に向けた熱意を改めて示し、一日も早く事業化に結び付けていきたい」と早期実現を強く求めた。

この後、決議文が読み上げられ、立体化の早期事業化に向けて、区民、区議会、区が一体となって取り組むことを確認するとともに、都などに対して〝早期実現〟を強くアピールした。

 

◆以下は練馬区広聴広報課から発信されたニュースリリースです。参考までに添付します。

 

【西武新宿線の現状】

 区内の西武新宿線には、13箇所の踏切が存在し、交通渋滞の発生や、踏切事故の危険性、地域の分断など、区民の日常生活に支障を及ぼしている。

これらの課題を解消するためには、複数の踏切を同時に取り除き、道路ネットワークの形成を促進する連続立体交差化が不可欠である。

 

【区内全区間を含む井荻駅~東伏見駅付近の連続立体交差事業について】

 区内全区間を含む、井荻駅~東伏見駅付近は、東京都が平成16年6月に策定した「踏切対策基本方針」において、「鉄道立体化の検討対象区間」に位置付けられている。その後、東京都は、平成20年6月に、この区間を連続立体交差事業の「事業候補区間」に、平成28年3月には、新規に着工を準備する区間に位置付け、構造形式や施工方法についての検討を進めている。

 

【鉄道立体化の早期実現に向けた区のこれまでの取り組み】

 鉄道立体化の実現にあたっては、周辺の道路や駅前広場の整備など、沿線のまちづくりを一体的、総合的に進めることが重要となる。上井草駅、上石神井駅、武蔵関駅の3駅の周辺地区では、それぞれ、地域住民によるまちづくり協議会において、鉄道立体化を見据えたまちづくりの方向性を取りまとめた。区は、これを受けて、各駅周辺地区の「まちづくり構想」を策定し、これらの構想の実現に向けたまちづくりの検討を地域の住民とともに進めている。

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