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イベントのチラシ


 漫画やアニメーションなど豊島区が“得意”とする文化情報を発信するイベントが217(土)、18()の両日、豊島区役所1階のとしまセンタースクエアで開かれます。

 このイベントのタイトルは、「としまマンガ・アニメフェスタ」で、今回が初めての開催。主催者の豊島区によると、同区にとどまらず、近隣の練馬区、杉並区、中野区、さらには、としま南長崎トキワ荘協働プロジェクト協議会、一般社団法人マンガジャパン、一般社団法人アニメツーリズム協会、宮城県の石ノ森萬画館、石ノ森章太郎ふるさと記念館などとも連携し広域的な情報発信も行うとのこと。

 具体的なイベントを紹介すると、▽マンガ作家による「トキワ荘を語る」特別講演、▽トキワ荘のあった街でマンガ家を目指す「紫雲荘プロジェクト3期生による『マンガ体験教室』」、▽マンガジャパン協力のもとマンガ家による似顔絵コーナー(有料)、▽『鉄腕アトム』、『ドラえもん』などトキワ荘にゆかりのあるマンガ家の作品を読むことができる漫画コーナー――など、若年層から親子まで幅広く楽しめる企画を用意しています。

 ほかにも、著名な漫画家が巣立ったアパート「トキワ荘」の復元施設「マンガの聖地としまミュージアム」(仮称、2020年開設予定)のコーナーを設け、施設の整備計画を紹介。同時に「トキワ荘関連施設整備基金」を創設し、トキワ荘復元のための寄附金募集を呼びかけるそうです。

 

≪開催概要≫

〇日時:217日(土)・18日(日)午前10時~午後430分まで(最終入場は午後4時)

〇会場:豊島区役所1階 としまセンタースクエア(豊島区南池袋2451

○プログラム:豊島区役所のホームページで確認できます。

https://www.city.toshima.lg.jp/132/1712131446.html

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芸術家の情熱が注ぎ込まれた作品が並ぶ(豊島区提供)


 「池袋モンパルナス」をご存知ですか。
1930年代から40年代にかけて、旧長崎町(現在の要町・長崎・千早地域)には、多くの芸術家たちが居住したアトリエ付き借家が存在し、そのアトリエ村では画家、彫刻家、詩人、音楽家らさまざまなアーティストたちが交流を図り、ほとばしるようなエネルギーを発していたのです。

 それを総称して仏パリのモンパルナスになぞらえて、こう呼んだのです。特にこの193040年代は、第2次世界大戦から終戦、そして冷戦の始まりといった政治的に“混乱”していた時代でもあり、戦時中は自由な作品発表の場が失われ、そして戦後に新たな美術運動が始まる、といった激変期でもあったようです。

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アトリエ村の模型も常設展示(豊島区提供)


 さて、前置きが長くなりましたが、豊島区立郷土資料館(豊島区西池袋2-37-4)では26日から、企画展「アトリエのときへ‐10の小宇宙展」が始まりました(325日まで)。覧料無料です。9時~1630分。毎週月曜日と第3日曜日、祝祭日は休館です。

 展覧会のテーマは『旅』。紹介している作家は齋藤求、寺田政明、小熊秀雄、鶴田吾郎、高山良策、建畠覚造、麻生三郎、吉井忠、桂川寛、入江比呂の10名で、いずれも池袋モンパルナスを代表する作家です。

夕焼けに染まるキャンパスを印象的に描いた《夕陽の立教大学》(小熊秀雄)や、平成28年度より新たに豊島区所蔵となった《ブルターニュの巨石(対話)(寺田政明)など、「選りすぐりの作品・資料40点以上を見ることができる」(豊島区のニュースリリースから)とのこと。

一方、板橋区立美術館(板橋区赤塚534―27)では224日、20世紀検証シリーズの第6弾となる「東京沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」が開幕します(415日まで)。観覧料は一般650円、高校・大学生450円ほか。930分~17時。月曜休館。

 池袋モンパルナスをはじめ、落合文化村、ニシムイ美術村(沖縄)に集った画家や詩人ら46人の作品約90点を通して、戦前から1971年の沖縄返還協定調印のころまでの、東京と沖縄間の文化交流の一断面を紹介するそうです。講演会なども予定されています。

 戦前の池袋、落合、ニシムイの各アトリエ村は、画家たちにとっては一種のコミュニティであり、「戦争や占領による抑圧の下にあった彼らの拠り所であり、世代や地域、思想を超えた交流によって多様な傾向の作品が生み出された」(板橋区立美術館の資料から)という。そして戦後、池袋モンパルナスは再建され、ニシムイ美術村は首里に建設され、それぞれの地で多くの作品が生み出され、また地域間の交流が進められ相互に刺激し合ってきた。

 今回の展示会は、こうした舞台で活躍してきた代表的な作品を紹介する。主なものをあげると、佐伯祐三《下落合風景(テニス)1926年、松本竣介《郊外》1937年、長谷川利行《新宿風景》1937年、杉全直《沈丁花》1942年、南風原朝光《窓》1954年、安谷屋正義《望郷》1965年など。作品内容はホームページでも確認することができます。

(『池袋15´3月号=220日発行=で、「東京沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」の招待券プレゼント記事を掲載)

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ショーケース内のメガカツカレー(模型)


 以前から気になっていたのが、練馬区役所職員食堂の「メガカツカレー」(720)。ギリシャ語で「大きい」といった意味をもつメガですが、単位としては106乗つまり100万倍というわけで、かなり巨大なカレーのようです。しかも安いのです。

 寒気につつまれた先日、ついに行ってきました。区役所西館の地下1階にある職員食堂に。ショーケースに並べてある「メガ」は、トレー(お盆)のような容器の大きさ。当方、身長160㌢台、体重50㌔台の小柄ながら、食は太い方だと思います。が、「完食できるかなぁ…」と思案しました。それでも、「時間をかければ完食でき、米粒ひとつ残すことはないだろう」と思い、券売機に1000円札を入れました。

 続いて、トレーを手に調理場のカウンターに。食券を確認したおばちゃんは「はい、メガカレーね」といって、しゃもじでご飯を大きな皿に盛り始めました。1回、2回、3回…と早くもてんこ盛り状態。まだ止める気配はないので、弱気になった私は「あっ、もうそのへんで…」とブレーキを促しました。まさに「敵前逃亡」です。

 しゃもじの手を止めたおばちゃんは、「それなら、大盛りにしたら」といって、嫌な顔ひとつせず別の皿を手に、手際よく「カツカレー大盛り」(570)に変更してくれました。差額も返してくれました。まさに神対応です。正午前ということもあって食堂は空いていたので、そのご好意に甘えさせていただきました。

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カツカレー大盛り。みそ汁付き

 広々とした食堂のテーブルに着き「いただきまーす」。一般の方も利用できる職員食堂という性格からか、カレールーは辛さ控え目の万人受けする味でした。豚カツもまずまずの厚みがあり、カリッカリッとした歯ごたえも感じられました。みそ汁は、煮干しで出汁をとったのか、とてもおいしい一杯でした。

さて、気になるボリュームですが、結論からいえば食べ始めて10分ほどした頃から、だんだんと満腹メーターが上昇。街中の一般的な「大盛り」に比べても重量感があるようです。

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「ごちそうさまでした。満腹です」


 別の機会に「メガ」に挑戦したいところですが、「大盛り」でも十二分。腹も身の内、無理は禁物です。ごちそうさまでした。そして、食堂のおばちゃん、有り難うございました。


【練馬区役所 職員食堂】練馬区豊玉北6-12-1 西館地下1

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